方言「はぶてる」の意味とは?広島・山口のリアルと怒るとの違いを解剖

方言「はぶてる」の意味とは?広島・山口のリアルと怒るとの違いを解剖

方言「はぶてる」の意味とは?広島・山口のリアルと怒るとの違いを解剖の疑問点について、分かりやすい解説を詳しくお届けします。

「はぶてる」の意味を一言で表すなら、思い通りにならないことに対して「すねる」「ふてくされる」「むくれる」といった感情を表す動詞です。激しい怒りを爆発させて怒鳴り散らす状態ではなく、口を尖らせて黙り込んだり、部屋の隅でそっぽを向いて不満をアピールしたりする、まさにあの愛憎入り混じった態度を指します。

西日本出身者にとってこの言葉は、幼少期から親や祖父母に「いつまではぶてとるんね!(いつまですねているの)」と叱られながら育つほど、皮膚感覚に染み付いた日常語です。広島弁や山口弁の生活圏では、子どもが玩具を買ってもらえずに唇を尖らせている姿も、恋人が約束の遅刻に軽く抗議して無口になっている姿も、すべて等しく「はぶてる」の一言で描写されます。

標準語の「すねる」と比べると、単なる幼稚な態度というよりも、人間味のある愛嬌や親密な関係性を前提としたニュアンスが強く含まれている点が大きな特徴です。

鈴木 陽菜
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鈴木 陽菜

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