食堂スタンドおやまの暖簾をくぐったら、まず注文すべき名物料理と、リピーターを虜にする創作メニューの数々を紹介します。いずれの料理も、お酒とのペアリングを緻密に計算して設計されています。
訪れる客のほぼ全組が注文するのが、蒸したての手包み焼売(シューマイ)です。粗挽きの豚肉からあふれ出す濃厚な肉汁と、玉ねぎの自然な甘みが口いっぱいに広がり、薄皮の滑らかな舌触りが後を引きます。卓上の調味料で味変を楽しみながら頬張り、冷えたクラフトビールやハイボールで流し込む瞬間は、まさに至福のひとときです。
さらに見逃せないのが、厚切りでジューシーな「雲仙ハムカツ」や、燻製香や具材の食感を巧みに効かせた「特製ポテトサラダ」です。定番の居酒屋メニューでありながら、ひと工夫凝らしたスパイス使いやアクセント素材が加えられており、口に運ぶたびに新鮮な驚きがあります。日替わりや季節限定で登場する鮮魚のカルパッチョや、ピリリと山椒が香る麻婆豆腐、スパイスを効かせたアジアンテイストの小皿など、多国籍なエッセンスを自在に行き来するメニュー構成は圧巻の一言です。
合わせるドリンクのラインナップも盤石です。定番の生ビールやレモンサワーはもちろん、作り手の個性が光るナチュラルワイン(ナチュールワイン)のセレクトが非常に充実しています。料理の油脂感をさらりと流し、旨味を引き立てる銘柄が厳選されており、料理とお酒の相互作用を心ゆくまで堪能できます。