長野県のテレビ事情を調べる読者が最も混乱しやすいのが、「テレビ東京系列(TXN)の番組はどうやって見るのか」という問題です。ネット上には古い情報や誤解が散見されるため、事実関係を明確にしておきましょう。
まず大前提として、長野県内にテレビ東京系列の独立局は存在しません。そのため、以下のような3つのルートで視聴することになります。
- 盲点1:民放4局による「遅れネット枠」の存在
『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』『開運!なんでも鑑定団』『家、ついて行ってイイですか?』などの人気番組は、SBC・NBS・TSB・abnのいずれかが放映権を購入し、週末の昼や平日深夜などに数日から数週間遅れで放送しています。「長野では見られない」というのは完全な誤解です。 - 盲点2:CATVによるテレビ東京(TX)区域外再送信
LCV(諏訪地域など)、INC長野ケーブルテレビ、テレビ松本などの主要ケーブルテレビに加入している世帯では、東京キー局のテレビ東京がリアルタイムで再送信されており、専用チューナーを通じてそのまま視聴可能です。 - 盲点3:配信サービス(TVerなど)における「ローカル枠」の非表示
ネット配信ならすべて解決と思われがちですが、TVerで配信されるのは基本的にキー局の全国ネット枠のみです。長野県民が愛するローカル情報番組の多くは、各局独自のYouTubeチャンネルや自社ポータルアプリ(SBCアプリ、NBSアプリ等)でのみ限定配信されている点に注意が必要です。