「美人が多い」という言葉は、当事者にとって決して嬉しい賛辞ではない。それどころか、周囲からの理解を妨げる大きな障壁となっている。
膠原病は、外見からはその深刻さが伝わりにくい「見えない病(Invisible Illness)」の代表格だ。激しい関節痛、微熱、だるさ、内臓へのダメージを抱えていながらも、顔立ちが整っていたり、肌がきれいに見えたりするだけで、「元気そうだね」「本当に病気なの?」と疑いの目を向けられる。この「外見の健康さ」と「内面の苦痛」のギャップこそが、患者を精神的に最も追い詰める要因となっている。