座敷わらしの愛らしさを語る上で外せないのが、漫画やアニメ作品での描かれ方です。数々の作品で座敷わらしのアニメキャラが登場し、独特の個性で視聴者を虜にしてきました。
代表的な例が、大ヒット作『鬼灯の冷徹』に登場する双子の座敷童子「一子(いちこ)」と「二子(にこ)」です。無表情で淡々と毒舌を放ちながらも、おいしいお菓子に目を輝かせたり、お揃いの衣装を着せてもらって喜んだりする姿は、視聴者の間で「シュールでたまらなくかわいい」と大きな話題を呼びました。おかっぱ頭の白無垢姿という伝統的なシルエットを踏襲しつつ、現代的なユーモアと愛らしさを付与したキャラクター造形が見事にハマった好例です。
他にも様々なコミックやライトノベルで、主人公の家にいつの間にか居座る「お茶目でマスコット的な同居人」として描かれるケースが増加。どこか憎めない性格付けが定着したことが、座敷わらし人気の決定打となっています。