プレミアリーグの屈強なディフェンダーたちを独特のリズムと緩急で無力化する三笘薫。彼のドリブル突破は、英国の解説者陣から「止めようのない芸術」と称賛される。左サイドでボールを持った瞬間にスタジアム全体の空気が一変し、相手サイドバックが一歩後退する光景は、いまやイングランドでは日常茶飯事となった。
一方、ラ・リーガのピッチで異彩を放つ久保建英に対する評価も天井知らずだ。狭いスペースで前を向く技術、プレッシャー下でもブレないパスセンス、そして決定的なラストパスを配給するビジョン。スペイン現地紙は彼を「試合のテンポを完全に掌握するマエストロ」と形容し、ビッグクラブがこぞって熱視線を送る理由を紙面で熱弁している。個の打開力という長年の課題を、この2人は完全に過去のものへと追いやった。