テレビ画面へ映像を映し出す環境が整ったら、次に見直したいのがテレビ本体のピクチャーモードと音響設定だ。最新のテレビには標準でダイナミックモードやスポーツモードが用意されているが、ライブ映像を最も美しく鑑賞するには「シネマモード」または「ライブ・ミュージックモード」への切り替えを推奨したい。過度な輪郭強調を抑え、照明の陰影や肌の質感が自然かつリッチに表現される。
さらに見逃せないのがサウンドバーや外部スピーカーの導入だ。テレビの内蔵スピーカーでは埋もれてしまいがちなベースラインやバスドラムの重低音、そして5人の重なり合うコーラスワークが立体的に浮かび上がる。ステレオサウンドからサラウンド空間へと拡張するだけで、東京ドームの巨大な空間スケールが自宅のリビングに鮮やかに蘇る。