「トリバゴは危ない」という噂の真相に迫ると、真っ先に浮かび上がるのが「表示価格のギャップ」と「キャンセルトラブル」だ。検索結果一覧で魅力的な格安料金が提示されていても、いざ予約手続きへと進むと、サービス料や税金、あるいは朝食代金が後から加算され、最終支払額が膨れ上がるケースが少なくない。これは悪意のある詐欺というよりも、各OTAが提供するデータ取得のタイムラグや、表示に関する各国の法的ガイドラインの違いによって生じる現象だ。
さらに深刻なのが、予約変更やキャンセルを巡るトラブルである。「直前までキャンセル無料」と大きく書かれていたはずなのに、リンク先の海外系サイトでは英語の細則で「返金不可(Non-refundable)」と明記されていたり、日本語でのサポート窓口が存在せず問い合わせが放置されたりする事故が頻発している。トリバゴ側はあくまで「検索の場」を提供している立場をとるため、決済完了後の紛争解決には直接関与しない。この責任範囲の不透明さが、利用者に「騙された」「危険だ」という強い印象を与えてしまっているのが真相だ。