「うちのひいおじいさんの代から『寺川の底には水を守るお地蔵さんが沈んでいる』という言い伝えは聞いていました。まさか生きているうちに自分の目で拝むことができるとは……」
そう語るのは、地元で80年以上にわたり暮らしてきた高橋義雄さん(84)。高橋さんによると、昭和初期までは乾かし期になると村同士で寺川の水を取り合う「水論」が頻発し、その都度地蔵の前に集まって水配分の協定を結んだという。寺川の地蔵尊は、災害からの庇護者であったと同時に、地域社会の秩序と和を守る公平な裁定者でもあったのだ。 (出典: 地蔵 寺川(Yahoo!ニュース))
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