同乗者、とりわけ女性から圧倒的な支持を集める香りの傾向には明快な共通点がある。それは「主張しすぎない自然な上質さ」だ。強い芳香でニオイを強引にかき消すのではなく、清潔感漂うホワイトムスク、爽快なシトラス、あるいはラグジュアリーホテルを思わせるウッド&リネン調のノートが好評を博している。
フレグランス界の巨匠フランシス・クルジャンが手掛ける高級香水のように、トップノートからラストノートへと時間の経過とともに変化する複雑な香調を再現したプロダクトも登場している。車内という密閉されたスモールスペースにおいて、上質な香りは単なる居心地の良さを超え、心身をリラックスさせるアロマセラピー効果を発揮する。さりげない香りの演出こそが、洗練された大人のマナーであり、女子ウケ抜群な車内づくりの決定打となるのだ。