ネット上の情報で散見される誤解のひとつに「インターチェンジから近いのでアクセスが容易」というものがあります。確かに東北自動車道の福島西ICや猪苗代磐梯高原ICからの距離自体は約30〜40分程度ですが、実際の走行環境は決して油断できません。
ゲレンデへ至る国道115号線(土湯道路)は、急勾配の峠道と長大トンネルが連続する屈指の難所です。特にトンネルの出入口付近や橋梁の上は、見た目が黒いアスファルトに見えても路面が完全に凍結している「ブラックアイスバーン」が多発します。2WD車にスタッドレスタイヤを履かせただけでは、降雪直後の上り坂で立ち往生するリスクが極めて高いのが実情です。
トラブルを避けるためには、福島河川国道事務所などが提供している峠道の箕輪スキー場のライブカメラ映像と現地の箕輪スキー場の道路状況をリアルタイムで確認し、チェーンを携行した4WD車両を選択することが強く推奨されます。「インターから近い=楽に行ける」という先入観は捨て、完全な冬山走行モードで臨む必要があります。