彼の背負うルーツの重みは、並大抵のものではない。祖父はインドネシア独立の英雄であり、初代大統領を務めたスカルノ氏。そして祖母は、昭和の時代に政界・芸能界を揺るがし、今なお実業家・タレントとして日本で圧倒的な認知度を誇るデヴィ夫人だ。
歴史の教科書に刻まれた偉人と、メディアの第一線で輝き続ける祖母。「名門の血脈」を持つことのプレッシャーは計り知れないが、彼はそれを気負うことなく自然体で受け止めているようだ。デヴィ夫人も孫である彼を「キラン」と愛称で呼び、目の中に入れても痛くないほど可愛がっている。祖母と孫という垣根を超えた深い信頼関係が、彼の表情に柔らかい自信を与えている。