現場のリアルな流通サイクルを把握すると、無駄足を踏むリスクを大幅に減らせます。ドラッグストアとコンビニでは、商品の補充タイミングと客層の動きが全く異なります。
まずドラッグストアの場合、物流トラックが店舗に到着するのは午前8時から10時前後、または午後14時前後の2便体制が一般的です。しかし、多くの店舗では混雑・密集防止のため「朝一番の品出し」を取りやめ、スタッフの手が空いたランダムな時間帯に陳列するオペレーションを採用しています。そのため、「開店と同時に駆け込んでも棚が空で、昼下がりに立ち寄ったら偶然補充されていた」という現場報告が多数を占めています。
一方、コンビニでマスク売り切れが頻発する最大の理由は、陳列棚のキャパシティ(フェース数)の狭さです。1店舗あたりの在庫は各銘柄2〜4パック程度しか並ばないため、1人が2つ手に取るだけで即座に完売表示となります。コンビニの入荷便は「深夜23時〜3時」「午前10時〜11時」「夕方16時〜17時」の1日3便が基本。狙い目は深夜便が納品され品出しが完了する早朝5時〜6時台です。出勤ラッシュ前の静かな時間帯であれば、高確率で定価の不織布マスクがフックに並んでいます。