セリフを覚えることが困難になり、俳優業からは事実上の引退を表明したマイケル。しかし、彼の表現欲求が衰えることはなかった。彼はペンを執り、自らの人生と哲学をユーモアたっぷりに綴る作家としての地位を確立している。
彼の著書は、病の苦痛を美化することなく、生々しい日常をありのままに描き出す。動かない身体への苛立ち、転倒したときの惨めさ、それでも朝を迎える喜び。彼の書く言葉は、飾らないからこそ読者の胸に突き刺さる。声を使ったドキュメンタリーのナレーションなど、今の彼にできる方法で、そのメッセージは世界に発信され続けている。