解体工事の概算を算出する基本指標となるのが「坪単価」です。ただし、この坪単価とは基本的に「建物の本体を取り壊して更地にする純粋な工事費用(重機オペレーター人件費+基礎撤去+廃材処分代)」を指しており、周囲のブロック塀撤去や樹木の伐採、屋内のゴミ処分費用などは含まれていません。
2026年解体工事最新動向を踏まえると、物流の2026年問題以降に定着した運送コストの上昇や、中間処理施設での処分費改定が重なり、以前の相場観から1〜2割程度の上方修正が見られます。構造別の基準坪単価と、日本の平均的な戸建て住宅とされる30坪家屋解体費用目安は以下の通りです。
このように、木造住宅解体費用相場が最も安価であるものの、30坪であっても本体工事だけで150万円程度は覚悟しなければなりません。これが鉄骨造解体坪単価やRC造解体工事費用になると、コンクリートを破砕する大型アタッチメント重機の損料や、鉄筋・ガラなどの重量物搬出運搬費が跳ね上がり、本体価格だけで200万〜300万円超へと膨らみます。