ステップ練習の効率を左右するのは、耳にするトラックの選定です。いきなり高速かつ難解なトラックで練習すると、足がもつれてフォームが崩れる原因になります。初心者がグルーヴを体得するのに最適なハウスミュージック選曲おすすめをカテゴリー別に紹介します。
まず基礎固めには、BPM118〜122前後のメロウでリズムが取りやすい「ソウルフル・ディープハウス」が適しています。マスターズ・アット・ワーク(Masters At Work)やケリー・チャンドラー(Kerri Chandler)の名盤は、太いキックと明瞭なハイハットが刻まれており、ウラ拍のアップリズムを身体に叩き込むのに最適です。
足の筋肉が慣れてきたら、BPM125前後の「アフロハウス」や「ジャジーハウス」へステップアップします。ブラック・コーヒー(Black Coffee)やオシノヴァ(Osunlade)に代表されるアフリカンパーカッション主体のトラックは、足先の動きだけでなく骨盤や背骨を連動させるジャッキングの感覚を自然と引き出してくれます。
練習時のアドバイスとして、キックドラム(ドス、ドスという低音)ばかりを追うのではなく、合間に鳴る「チッ、チッ」というオープンハイハットの音に意識をフォーカスしてください。ウラ拍のハイハットに合わせて膝や胸を引き上げる癖をつけることが、上達への最短ルートです。