では、私たちが店頭でガリガリ君を手にしたとき、実際に当たりを引く確率はどれくらいなのか。赤城乳業の公式発表資料において、正確な当選比率は「企業秘密」として開示されていない。しかし、流通関係者の証言や出荷時の段ボール単位の仕様から、極めて精度の高い数値が割り出されている。
コンビニエンスストアやスーパーに卸される単品のガリガリ君は、基本的に1ケースあたり32本で梱包されている。この1ケースの中に当たり棒が原則として「1本」仕込まれているため、単純計算での確率は1/32=約3.125%となる。数々のメディアやYouTuberが実施した数百本〜数千本規模の開封実験でも、最終的な当選率は概ね3.0%〜3.3%前後に収束しており、統計的にも「約32本に1本」という水準が事実上の標準と捉えて間違いない。
一方、スーパーの冷凍食品コーナーで定番の「ファミリーパック(箱アイス)」に関しては、構造そのものが異なる。箱アイスの内部には複数本のバーが入っているが、ここには単品バーのような「もう1本もらえる」当たり棒は原則として存在しない。その代わりに採用されているのが、スティックに当たりが出たら特製グッズがもらえるキャンペーン応募方式だ。