身長が縮む方法はある?背を低くしたい噂の真相と医学的リスクの全貌

身長が縮む方法はある?背を低くしたい噂の真相と医学的リスクの全貌

身長が縮む方法はある?背を低くしたい噂の真相と医学的リスクの全貌について徹底解説いたします。詳細な分析をご覧ください。

美容医療や整形外科の世界において、低身長に悩む人が脚を延長する「骨延長術(イリザロフ法など)」が存在することは広く知られています。その一方で、「骨を切って身長を低くする短縮手術は受けられないのか」という疑問を持つ読者も存在します。

医学的には、外傷後の変形治癒や先天性の疾患によって左右の脚の長さに著しい不均等が生じる「脚長差」の治療を目的として、大腿骨や脛骨を一部切除して金属プレートや髄内釘で固定する骨短縮術という術式自体は確立されています。しかし、これを健康な両脚に対して純粋な美容・整容目的で実施する国内の大学病院や正規の形成外科・整形外科は原則として存在しません。

仮に自費診療で海外や一部のクリニックに依頼した場合、費用は両脚で300万〜600万円以上に達し、侵襲の大きさに対して得られるメリットがあまりにも釣り合いません。その最大の理由は、短縮できる限界が片足あたりせいぜい3〜5cm程度にとどまる一方、直面する合併症リスクが致命的である点にあります。

骨を切り詰めた場合、骨の周囲を取り囲む大腿四頭筋やハムストリングスなどの筋肉、神経、血管はそのままの長さで取り残されます。筋肉がたるむことで一時的に著しい筋力低下が生じ、元通りの歩行や運動能力を取り戻すまでに1年以上の過酷なリハビリを要します。さらに、切断した骨がくっつかない「偽関節(ぎかんせつ)」、骨髄炎などの深部感染症、坐骨神経や腓骨神経の損傷による下肢麻痺や感覚障害など、生涯にわたって車椅子生活や歩行障害を強いられるリスクと隣り合わせです。

中島 亮太
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中島 亮太

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