国宝五城を巡る旅は、日本の城郭建築史を追体験する贅沢なルートです。2026年の交通インフラや観光トレンドを活用した、効率的な2つの推奨ルートを紹介します。
ルート①:東海道・中部ゴールデンルート(犬山城 ⇄ 彦根城)
名古屋駅を拠点として、名鉄で約30分の犬山城を午前中に散策。午後は東海道新幹線とJR琵琶湖線を乗り継いで彦根城へ移動するルートです。1泊2日の行程であれば、さらに足を伸ばして松本城(特急しなの利用)までカバーすることも可能です。木曽川の断崖に立つ犬山城と、琵琶湖の平山城である彦根城の立地の対比を堪能できます。
ルート②:山陽・山陰横断歴史ルート(姫路城 ⇄ 松江城)
新幹線で姫路駅へ向かい、白鷺城の大天守と百間廊下をじっくり鑑賞。その後、岡山経由で特急やくもを利用して山陰の松江城へ向かうルートです。純白の連立式天守(姫路)から黒塗りの重厚な天守(松江)への視覚的な変化は圧巻で、城郭ファンの間で非常に人気の高い定番コースとなっています。
【2026年の訪問ワンポイントアドバイス】
姫路城や松本城をはじめとする主要城郭では、混雑緩和のためのオンライン日時指定予約システムや、天守内部での多言語AR/VR復元ガイドの導入が進んでいます。急な階段を登る木造天守の特性上、滑りにくい靴と靴下の持参が必須です。春の桜や秋の紅葉シーズンは天守入場に1〜2時間以上の待ち時間が発生することがあるため、開門直後の朝一番の訪問を強くおすすめします。