『あさが来た』で国民的知名度を獲得した後、なぜ小芝風花さんは朝ドラのヒロイン(主演)に就任しなかったのでしょうか。そこには彼女の卓越したキャリアスピードと業界内の需要が深く関係しています。
一般的に、若手女優が朝ドラヒロインを務めることは「スターへの登竜門」としての意味合いを持ちます。しかし小芝風花さんは、『あさが来た』の出演以降、民放ゴールデン・プライム帯(GP帯)のドラマや映画で次々と主演・ヒロインに抜擢される人気女優へと急成長を遂げました。
朝ドラの主演は約1年近くにわたってスケジュールが完全に拘束されます。テレビ各局からのオファーが途切れない超売れっ子となったことで、物理的なスケジュール調整が極めて困難だったことが最大の理由と考えられます。登竜門としての朝ドラを経ずとも、自らの演技力だけでトップ女優の地位を確立していった稀有なケースと言えます。