市販の「美鼻クリップ」や「ノーズアップピン」といった矯正器具については、過度な期待に注意が必要です。クリップで鼻先を挟むと、一時的な圧迫によって水分が抜け、外した直後は細くなったように見えます。しかし、これは一時的なむくみ抜けに過ぎず、数時間で元の形状に戻ります。長時間の装着は皮膚の血行不良や軟骨の変形痛を引き起こすリスクがあるため、長時間の連用は避けるべきです。
物理的な器具に頼るよりも根本的な引き締めを狙うなら、鼻周りの筋肉を鍛えるセルフケアが有効です。小鼻が外側に広がるのを防ぐためには、上唇鼻翼挙筋(じょうしんびよくきょきん)の過剰な緊張を緩め、口輪筋を鍛えることが鍵を握ります。
口を「お」の形にして鼻の下をしっかり伸ばし、小鼻の横の力を抜いた状態で5秒キープします。次に、口角をキュッと引き締めて「い」の形にします。この動作を1日10回繰り返すことで、小鼻を横に引っ張る余分な筋緊張がほぐれ、すっきりと中央に引き締まった小鼻のラインをサポートします。