豪雪地帯に暮らすドライバーのリアルな証言やコミュニティの声を調査すると、カタログ数値だけでは測れない「車格と雪の相性」が浮き彫りになります。
青森県の豪雪地帯で長年ジムニーを乗り継ぐ50代自営業男性は、取材に対して次のように語ります。
「朝一番、除雪車が入る前の30cmの新雪を踏み分けて幹線道路へ出られるのはジムニーだけ。ただし、パートタイム4WDだからカチカチの圧雪コーナーでは前後輪の回転差を逃がせず、車体が外へ突っ張るタイトコーナーブレーキング現象が出る。4WDと2WDの切り替え判断には一定の熟練が要るのも事実です」
ネット上の口コミ掲示板やSNSでは、ハスラーに対する高評価が目立ちます。
「普通のワゴンRに乗っていた頃は除雪後の硬いわだちでガリガリ下回りを擦っていたが、ハスラーに変えてからは全く擦らなくなった」「スノーモードをONにしておけば、アイスバーンの坂道発進でアクセルを雑に踏んでも警告灯がチカチカ光りながらスーッと滑らかに出てくれる」といった、電子制御と最低地上高の恩恵を実感する声が多数を占めています。
一方で、ダイハツ・タフトのユーザーからは直進安定性への言及が目立ちます。タフトの最低地上高190mmはハスラーよりさらに10mm高く、「大型トラックが掘った深い雪の溝にハンドルを取られにくい」「スカイフィールトップ(ガラスルーフ)の重みがあるせいか、強風吹き荒れる吹雪の高速道路でも車体がフラつかずどっしり走れる」という、走行安定感に対する支持が寄せられています。