お盆玉を渡す対象は、基本的に「自分の孫」が最も多く、次いで「甥(おい)・姪(めい)」となります。近所の知人の子どもや友人の子どもにまで広げる必要は原則としてありません。
親戚間でやり取りをする場合に最も重要なのが、兄弟・親族間での事前すり合わせです。「長男の家はあげたのに、次男の家からはもらっていない」「親戚間で金額の格差が大きすぎる」といったトラブルを防ぐため、以下のような方針をあらかじめ共有しておくと円滑です。
【親族間トラブルを防ぐ3つの取り決め】
- 子どもが中学生になるまでは一律3,000円とする
- 親戚同士では現金のやり取りを行わず、合同での外食代やレジャー費に充てる
- 未就学児の間は現金ではなく手土産のお菓子で済ませる
また、「お盆玉にお返しは必要なのか」という疑問も頻繁に聞かれます。結論から言えば、子どもへのお小遣いという性質上、金銭でのお返しは不要です。ただし、もらいっぱなしにするのではなく、子ども自身から祖父母へしっかりお礼を言わせることや、帰宅後に直筆の手紙や夏休みの思い出写真を添えたメッセージを送るのが大人のマナーといえます。親側からも、帰省時の手土産や滞在中の食事代を一部負担するなど、スマートな気配りを見せると関係性がより円滑になります。