国内の盛り上がりは、もはや日本列島の中だけで完結していない。世界一の栄冠を手にした侍ジャパン(野球日本代表)の躍進、そして大谷翔平が世界的なスーパースターとして君臨し続ける現実は、日本の野球ギアそのもののグローバルな評価を別次元へと押し上げた。
海を渡った海外のコレクターやファッションフリークが、精緻なつくりと独特のレタリングを持つ日本球界のキャップを「手に入れるべきアートピース」として買い求める動きが加速。これにより、日本のスポーツ用品・アパレル産業におけるベースボールギアの輸出需要やインバウンド需要は記録的な数値を叩き出している。
日本のプロ野球が培ってきた独特の美意識や球団の歴史的背景が、世界的スターの存在を通じて世界中のカルチャーシーンへと直接リンクし始めているのだ。