SNSや大手レビューサイト、掲示板などを横断調査すると、生活の木の製品には絶賛の声が溢れる一方で、一部の購入者から「口に合わなかった」「薬草の匂いが強すぎて飲めない」という厳しい意見が寄せられています。この現象の背景には、消費者の期待値とブレンドの設計思想との間に存在する認識のズレがあります。
生活の木が展開するハーブティーは、大きく分けて2つの系統が存在します。1つは、ドイツや東欧の伝統的な植物療法(フィトセラピー)の文脈を色濃く残した「機能重視のオーガニック・シングルおよびブレンドハーブ」。もう1つは、乾燥果実や天然香料を絶妙に調合して飲みやすさを極限まで高めた「おいしいハーブティー」シリーズです。
否定的な口コミを書き込んでいる層の多くは、後者のような「甘くてフルーティーな紅茶感覚のハーブティー」を想像して前者の薬草系を購入してしまったケースや、逆に本格的な薬効ハーブを求めていたのに「加香された甘みが人工的に感じられた」と感じた層に大別されます。利用者のリアルな声から、その二面性を浮き彫りにしてみましょう。
「風邪の引き始めにと勧められてエキナセアブレンドを飲んだが、草をそのまま煎じたような独特の苦味と土っぽさがあってギブアップした」(30代女性・会社員)
「おいしいハーブティーのシリーズは、ハーブ特有のクセが一切なくて驚いた。お砂糖を入れていないのに自然な甘酸っぱさがあり、夜遅い時間の作業のお供に欠かせない」(40代女性・ライター)
このように、生活の木「おいしいハーブティー」シリーズの口コミや評判を丹念に精査すると、味覚そのものの不備ではなく、飲む側のニーズと製品ラインのミスマッチこそが「まずい」という検索サジェストを生み出す主因であることが分かります。