現在の愛されキャラクターからは想像がつきにくいかもしれませんが、出川哲朗さんの若い頃は、矢沢永吉さんやジャッキー・チェンに憧れる熱血漢であり、本気でアクション俳優を目指していました。横浜放送映画専門学院(現・日本映画大学)の演劇科に進学した当時は、引き締まった体型で目鼻立ちがくっきりとした二枚目風の青年でした。
1987年、専門学校の同級生たちとともに立ち上げたのが「劇団SHA・LA・LA」です。出川さんは自ら座長を務め、演劇活動に情熱を注ぎました。ここを起点とすると、出川さんの芸歴は38年を超え、まもなく40年の節目を迎えようとしています。
名作映画『男はつらいよ』シリーズの第37作から第41作まで端役として出演するなど役者修業を積んでいましたが、ウッチャンナンチャンの冠番組『ウッチャン・ナンチャン with SHA.LA.LA.』などをきっかけにバラエティの世界へ進出。体を張ったリアクションが唯一無二の才能として開花し、お笑い界のトップランナーへと駆け上がっていきました。