雑然と段ボールが積み上げられた昔ながらのイメージは、すでに過去のものだ。最新の店舗デザインは明るく清潔で、洗練されたスーパートレードの装いを見せる。LED照明に照らされた店内には、四川、湖南、広東、東北など、中国の地域別に分類された棚が整然と並ぶ。
圧巻なのは、惣菜(滷味・ルウウェイ)や点心のライブキッチンコーナーを併設した複合型店舗の増加だ。店内で切り分けられる鴨の頭や手羽先、蒸したての包子(バオズ)の香りが店内に充満する。さらには、SNSを活用した「店内ライブコマース」を行う専用スタジオを備えた店舗まで出現。スマホを片手に商品を紹介するライバーの声援と客の賑わいが交差し、まるで上海や広州のマーケットに迷い込んだかのような熱気を創出している。