かつては「大都市」のイメージが先行していた大阪府だが、近年は食文化と農業を掛け合わせた独自の観光モデルが急成長を見せている。なかでも富田林市をはじめとする南河内エリアや北摂地域では、都市近郊型の農地を活用したアグリツーリズム産業が活況を呈している。
この動きを強力に後押ししているのが、地域経済の活性化を狙う「大阪アグリリゾート推進プロジェクト」だ。大阪府観光局なども一体となり、単にイチゴを収穫するだけでなく、周辺のカフェ施設や観光名所と連携した周遊ツアーをプロデュース。直行バスの運行やバリアフリー設備の導入など、電車や車でのアクセス抜群な農園が増加しており、手軽に訪れることができる穴場レジャーとして定着しつつある。