ウルフドッグを飼育する上で絶対に避けて通れないのが、法制度および自治体ごとの条例による飼育制限だ。ペットケア・動物福祉業界でも議論が続いている通り、特定の都道府県や市区町村では、ウルフドッグを「特定動物」に準ずる危険動物として指定し、特別な許可や飼育設備の義務付けを行っている場合がある。
例えば、特定動物と同等の強固なケージの設置が義務付けられたり、近隣住民への事前周知が必要となったりする自治体も存在する。引っ越しによって飼育制限が変わり、途中で飼育不能に陥るケースも報告されているため、里親になる前には居住地域の自治体窓口への事前確認が不可欠だ。法的規制を軽視した飼育は、最終的に動物自身の行き場を奪うことになりかねない。