群馬県太田市にある「道の駅おおた」が、数ある北関東の道の駅の中でも際立って注目を集める理由は、幹線道路の利便性に依存するだけでなく、「食」「産業文化」「地域交流」が独自の形でパッケージ化されている点にあります。現地を訪れると、一般的な道の駅にある固定的な大型レストラン街ではなく、広場を囲むように多彩なキッチンカーが集結する「ケータリングカービレッジ」が真っ先に目に飛び込んできます。
太田市は言わずと知れた「SUBARU(スバル)」のお膝元であり、ものづくりのDNAが息づく街です。物産コーナーには自動車ファン垂涎の公式スバルグッズが並び、地域農業の誇りである高品質な大和芋や地元農家の朝採れ野菜が圧倒的な鮮度と価格で直売されています。物流の要衝・国道17号上武道路に直結する抜群の立地と、訪れるたびに顔ぶれが変わるイベント性の高さが、リピーターを惹きつけて離さない構造的要因となっています。