両者の違いを一目で見分ける決定打はどこにあるのか。ポイントは「命名の基準」「汁気の有無」「スパイスの構成」の3点に集約される。
キーマカレーは「肉の形態(ひき肉)」で定義されるため、スープ状のものから汁気のないものまでバリエーションが広い。スパイスはクミンやカルダモン、シナモンなどを原形のまま油で弾けさせ、爽やかな香りを立体的に組み立てる伝統的なインドの手法がベースだ。対するドライカレーは「汁気がないこと」で定義される。ルーには市販のカレー粉やウスターソース、チャツネ、フォンドボーなどが使われ、じっくり火を通した深いコクと甘みが主役になる。