日章デザインを語る上で切り離せないのが、内装にコルク素材を使用した半キャップ型ヘルメット、通称「コルク半(コルクハン)」の存在です。
コルク半は昭和の時代に警察官や一般ライダーに広く普及した歴史を持ち、特有のつば付きシルエットとレザー調の耳当て、3つボタン留めのストラップなどがクラシックな美しさを醸し出します。丸みを帯びた球体形状は放射状の日章デザインと相性が抜群で、中央に富士山を配した「富士日章」などの様式美が完成しました。
ただし、コルク半を公道で使用する際には法規上の注意が求められます。市販されているコルク半の多くは「125cc以下限定」のPSC/SG規格を取得している場合が多く、大型自動二輪や中型バイクで公道を走る際は、全排気量対応規格をクリアしたモデルを選択することが安全面・法規面で不可欠です。