世間が最も疑問に感じ、激しい批判が集まったのが「なぜその場で車を止めなかったのか」という当て逃げの理由でした。道路交通法では、事故が発生した際には直ちに運転を停止し、負傷者を救護し、警察へ報告する義務が定められています。
取り調べや所属事務所の発表によると、藤本は当時について「車内で音楽をかけており、接触した認識がなかった」「何かにぶつかったような感覚はあったかもしれないが、事故だとは思わなかった」といった趣旨の供述をしていました。
しかし、相手車両に物損と負傷が生じている以上、世間からは「気付かないはずがないのではないか」「動揺して逃げてしまったのではないか」という厳しい声が相次ぎました。現場のドライブレコーダー映像の解析によって過失が明白となったことで、刑事責任の追及は避けられない状況となっていったのです。