かつて出版大手コンデナスト・ジャパンが運営していたウェブメディア『VOGUE GIRL』で連載がスタートした際、これほどの社会現象になると誰が予想しただろうか。若年層を中心に瞬く間に口コミが広がり、毎週月曜日の更新時にはアクセスが集中する状況が日常茶飯事となった。デジタルメディア業界における占いコンテンツの在り方を、根本から塗り替えた瞬間だった。
従来の占いコンテンツが「当たり・はずれ」や「吉凶」の判定に終始していたのに対し、同連載は読者の悩みに寄り添い、生き方そのものを肯定するスタイルを貫いた。この独自のアプローチが、多忙でストレスを抱える現代人の心に深く刺さったのは言うまでもない。