六代目山口組の司忍組長が高齢化する中、避けて通れないのが「ポスト司忍」、すなわち七代目山口組の体制移行問題である。この次期トップ争いにおいて、本流である弘道会のトップである竹内の名前が挙がらないはずがない。警察当局は、彼が次代の最高権力者へと昇り詰めるシナリオを最も警戒している。
もし竹内がさらに上位のポストへと就任すれば、弘道会主導の支配体制はより強固なものとなる。これは、他派閥とのパワーバランスの崩壊や、それに伴う新たな内部摩擦を引き起こす可能性も孕んでいる。警察は、体制移行期に発生しやすい組織の動揺や突発的な衝突を未然に防ぐため、竹内周辺の資金ルートや交友関係の解明に血眼になっている。