本作品を語る上で絶対に外せないのが、あまりにも苛烈なバトルアクションだ。従来の魔法少女アニメといえば、ステッキを振りかざして光線を放つ戦闘スタイルが主流であった。しかし、彼女たちが選んだのは膝蹴り、パンチ、そして投げ技という泥臭い直接打撃だった。
製作を手掛けた東映アニメーションのスタッフ陣は、当時『ドラゴンボール』シリーズなどで培った肉体言語のノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ。吹っ飛ばされて壁に激突し、埃にまみれながらも歯を食いしばって立ち上がる。そのリアリティ溢れる攻防は、観客の心拍数を跳ね上げる圧倒的な熱量に満ちていた。可憐な衣装を纏いながらも、身一つで巨大な悪に立ち向かうカタルシス。この表現のブレイクスルーこそが、後続のアクション作品に与えた最大の影響と言える。