開通がもたらす地殻変動は交通面だけに止まらない。新設インターチェンジ周辺では、巨大物流集積地や高度製造業の工場誘致が相次ぎ、周辺地価の上昇と雇用の創出が波及している。高速道路・物流インフラ産業全体がこの好機に乗り、トラックの自動追従走行専用レーンの設置や、大型EVトラック用急速充電スタンドの整備計画を着々と推し進めている。
観光面の波及効果も絶大だ。飛騨高山や奥美濃の景勝地、そして三重の伊勢志摩エリアを結ぶ観光回遊ルートが誕生することで、インバウンド客の広域周回が容易になる。都市部への集中から地方への回流へ、観光経済の構造変化が期待されている。