渋谷の衝撃が冷めやらぬ2019年、さらなる激震が走る。エースとしてグループを牽引し、俳優としても確固たる地位を築いていた錦戸亮の脱退だ。2年連続でメインボーカルを失うという事態に、世間は「グループ解散」の二文字をリアルに意識し始めた。
錦戸の脱退理由は多面的だったが、何よりも「表現者としての焦燥感」があったことは否めない。グループとしての活動方針と、個人のアーティストとしてのビジョンの乖離。彼は立ち止まることなく、自らの足で歩くことを選んだ。残された5人には、世間からの「もう限界だろう」という冷ややかな視線が突き刺さっていた。