芸能界における歯列矯正のパブリックイメージを決定的に変えた先駆者が、タレントでプロデューサーの指原莉乃さんです。従来の芸能界では、歯並びの修正は「極秘裏に行うもの」とされ、ファンに対しても明かさない風潮が一般的でした。しかし指原さんは、自身のSNSやメディア出演時に指原莉乃の歯列矯正クリニックと経緯についてオープンに語り、大きな共感を呼びました。
指原さんが公表した体験談によると、彼女が選んだのは歯の裏側に器具を取り付ける「裏側矯正(舌側矯正)」でした。アイドルとしての多忙なライブ活動やテレビ収録の合間を縫いながら、上下左右計4本の抜歯を行い、さらには歯を効率的に後方へ下げるための歯科用アンカースクリュー(骨に小さなチタン製ピンを埋め込む手法)を用いた本格的な治療を完遂しています。当時の発言でも「痛くて食事がままならない時期があった」「器具が舌に当たって滑舌に苦労した」とリアルな苦痛を吐露しつつ、治療後の横顔の変化や笑顔への自信を率直に発信しました。
この告白以降、八重歯矯正ビフォーアフターの反応は単なるゴシップから「自己投資による美の獲得」というポジティブな称賛へと昇華しました。彼女の通ったとされる都内の審美・矯正歯科には同業者からの相談が相次ぎ、芸能界全体で「矯正を隠す時代」から「機能美を公表して支持を得る時代」への転換点が生まれたのです。