菊池麻衣子さんの名を全国区へと押し上げた最大の転機は、1996年度下半期に放送されたNHK連続テレビ小説『ふたりっ子』への出演です。岩崎ひろみさんと共に双子のヒロインを務め、対照的な性格の姉・野田香子役を瑞々しく好演。将棋のプロを目指すストイックな役どころを見事に演じ切り、最高視聴率31.9%を記録する社会現象となりました。
女優活動と並行して注目を集めたのが、彼女の優れた学歴とインテリジェンスです。芸能活動の多忙なスケジュールを縫いながら慶應義塾大学文学部を卒業。単なる人気アイドル女優にとどまらず、教養と知性を兼ね備えたキャスティングとして、ドラマだけでなくクイズ番組やトーク番組でも独自の存在感を示しました。
若い頃の出演ドラマとしては、『ふたりっ子』以降も大河ドラマや『水戸黄門』をはじめとする時代劇、サスペンスドラマのキーパーソン役など多数の作品に起用され、幅広い役柄を演じ分けるバイプレーヤーとして着実にキャリアを積み重ねていきました。