社高校の躍進を支えてきた最大の要因の一つが、ハイレベルな投手陣の育成力だ。過去にもプロ注目と評される本格派右腕や、変幻自在の技巧派左腕を数多く輩出してきた。特定の絶対的エース一人に頼るのではなく、タイプの異なる複数の投手を試合展開に応じて緻密に繋ぐ継投策は、相手打線に標的を絞らせない。
スカウト陣が熱い視線を送る理由もここにある。無理な投げ込みで肩や肘を痛めさせることなく、科学的なフォーム解析とウエイト指導によって球速と切れを伸ばす育成メソッド。高校3年間で飛躍的に才能を開花させる選手の姿は、高卒プロや大学・社会人野球の関係者からも高い評価を受けている。