「毎日遅くまで残業しているのに、成果物が一向に上がってこない」。こうした現象の背景には、作業スピードそのものよりも、着手前の設計段階に仕事が遅い決定的な理由が潜んでいます。最大の障壁となっているのは、すべてのタスクを等列に並べて処理しようとする「過剰な完璧主義」と「段取りの欠如」です。
次の表は、現場で生産性を著しく下げている層と、効率的に成果を出し続ける層の行動特性を比較・分析した実態データです。
整理すると、優先順位がつけられない人の特徴まとめとしては、「全体のゴールから逆算してステップを細分化できない」「他者を巻き込むタスクを後回しにし、自席で完結する単純作業に逃避する」という共通項が浮き彫りになります。期日が迫ってからパニックに陥り、マルチタスクを抱え込んで自滅するサイクルを自ら作り出しているのです。