ハイエンド端末のストレージ戦略を見ると、各社の思想の違いが浮き彫りになる。Appleの最新ハイエンドであるiPhone 16 Proは、ProRes撮影などプロレベルの映像制作を視野に入れた設計となっており、高容量モデルへの誘導が露骨だ。高画質な映像表現を追求するほどローカルストレージの重要性は跳ね上がる。
対するGoogleの最新フラッグシップGoogle Pixel 9は、強力なオンデバイスAI処理とクラウドの融合を前面に押し出している。写真のAI補正やリアルタイム翻訳など、AI機能が高度化するにつれて処理データ量も増大しているが、同社はストレージの物理容量とクラウド連携のハイブリッドで乗り切ろうとしている。