難関校を総なめにした芦田愛菜さんが、最終的に進学先として選んだのは慶應義塾中等部でした。ここで多くの人が抱いた疑問が、「なぜ伝統の女子御三家である女子学院中学校を蹴って、慶應を選んだのか」という点です。
女子学院は完全中高一貫の女子校であり、東大や難関国立大を目指すハイレベルな進学校です。一方の慶應義塾中等部は、慶應義塾大学までの一貫教育が確立された名門共学校。この選択の背景には、芸能活動と学業のハイレベルな両立という明確なビジョンがありました。
女子学院をはじめとする難関進学校は原則として芸能活動を認めておらず、高校・大学受験に向けた拘束時間も非常に長くなります。対して慶應義塾は、個人の自主性を重んじる校風であり、学業を最優先に修めることを前提に、課外活動や芸能活動に対しても理解と柔軟性を持っています。将来を見据え、「女優としてのキャリアを妥協せず、かつ最高水準の教養を深める」という両立を果たすための最適な選択肢が、慶應義塾中等部への進学だったのです。