ヒップホップをルーツに持ちながら、ストリートカルチャーの荒々しさと洗練された演出美を兼ね備えるのが彼らの真骨頂だ。16名という大所帯でありながら、ステージ上のフォーメーションチェンジには一切の滞りがない。個々人が際立つソリッドなダンススキルと、全員が集結した瞬間に生まれる地鳴りのような圧迫感。この静と動のコントラストこそが、ライブ会場を巨大な熱狂の渦に巻き込む最大の要素だ。
リーダーのLIKIYAと陣が敷く盤石の統率力のもと、若手からベテランへと移行しつつある彼らは、演出面でも自ら積極的にアイデアを提示する。単に与えられた振付をこなす時代は終わり、自分たちの手で世界観を構築するクリエイティブ集団へと生まれ変わっている。