伝説のアイドル松田聖子を襲った1983年沖縄ステージ襲撃事件の驚愕の真相を独占追跡すると、そこには事件直後の驚くべきプロ根性と神対応が隠されていた。頭部から血を流し、救急搬送された病院のベッドの上で、彼女が真っ先に口にしたのは加害者への怒りではなく、会場に残されたファンへの懸念だった。
「せっかく見に来てくれた皆さんに申し訳ない」——痛みに耐えながらそう漏らした彼女は、事件後の退院記者会見でも加害者の青年を責めることなく、どこまでも凛とした態度を貫いた。所属していたサンミュージックプロダクションのスタッフや関係者が怒りと狼狽に包まれる中、当事者である彼女の見せた圧倒的な毅然さと包容力。それこそが、単なる可愛らしいアイドルを超えた「昭和の鉄人」としての伝説を決定づけた知られざる舞台裏の真実である。