西日本エリアへ足を伸ばす際、西日本旅客鉄道が手掛ける「おとなび」は強力な武器となる。特に新大阪から博多を結ぶ山陽新幹線沿線や、北陸エリアへの移動において、そのコストパフォーマンスは群を抜いている。
最大の魅力は「おとなびWEB早特」の存在だ。乗車日の7日前までの予約という条件はあるものの、山陽新幹線の指定席が驚くほどの特別価格で手に入る。例えば新大阪―博多間の移動でも、通常運賃に比べて数千円単位の節約が実現する。浮いた予算を現地のグルメや高級旅館の宿泊費用に充てられるため、旅行全体の満足度が一気に跳ね上がる。
さらに、北陸新幹線の敦賀延伸以降、関西・中京圏から北陸方面へのアクセス構造が変化した。この新ルートにおいても「おとなび」限定切符が威力を発揮している。山陰や四国方面への特急列車と新幹線を組み合わせた乗り継ぎ旅でも、割引適用によって全体の移動コストを大幅に削ることが可能だ。