18歳で成人を迎える一方で、式典自体は20歳で行う——このギャップを埋めるために生まれたのが「二十歳の集い」や「二十歳の祝典」という新しい式典名称だ。NHK NEWS WEBの調査報道や各地の発表データを検証すると、かつて「成人式」と呼ばれていたイベントの名称を変更し、20歳という区切りで再集結する形をとる自治体が圧倒的多数を占めている。
自治体がこの選択を貫く背景には、参加者本人や家族からの切実な要望がある。18歳の1月といえば、受験票と睨めっこをしている最中だ。式典どころではない。20歳という、少し落ち着いたタイミングで久しぶりに故郷の友人と再会し、成長を確かめ合う。これこそが、人々が式典に求めている本質的な価値だったのだ。