トップアイドルとしての絶頂期、まさにグループを牽引する重責を担った直後の出来事だった。モーニング娘。の5代目リーダーに就任したばかりだった彼女の前に突きつけられた現実。それはあまりにも残酷で、重い決断を迫るものだった。
所属事務所であるアップフロントプロモーションとの協議の末、彼女が選んだのは言い訳や休業ではなく、潔い「脱退」という選択肢だった。ルールを破ったことへの自責の念、そしてグループのイメージを損ねてはならないという強い責任感。アイドルとしての矜持を守るため、自らステージを降りる決断を下した舞台裏には、波乱に満ちた葛藤が存在していた。