コンクールの象徴的な舞台となるのは、ポーランド・ワルシャワの歴史あるフィルハーモニーホールです。大作曲家フレデリック・ショパンが故国を離れる間際に残した哀愁と情熱、その魂の欠片が今もホール全体に満ちています。
ファイナル(最終選考)でコンチェルトを共演するワルシャワ・フィルハーモニー管弦楽団との掛け合いは、まさにコンクールのクライマックス。若きピアニストたちがこの名門オーケストラの深みある響きといかに溶け合い、対話できるか。緊張で手が震えるような極限状態の中で生み出される音楽の奇跡が、ここに存在します。